あなたには気になる事はありますか?
将来への不安・職場での人間関係・老後の人生・生活費など…
中には、今日家の鍵かけたっけ?なんてのもあるかもしれませんね。
世の中には多くの不安があるかとは思いますが、その1つ1つが積み重なる事で心に大きなストレスが出来上がります。
そのような状況が最も苦手なのが繊細さんです。
そんな繊細さんに向けて不安との向き合い方と解消方法について詳しくご紹介していきたいと思います。
この内容を読んでいただき、繊細さんの心が少しでも軽くなればと思います。
HSP心理カウンセラーのフナです🐟)))
今までの実例やセミナーを元に、繊細さんについての能力やストレス対策などをまとめました。
詳しくはHSPの画像をClick!
不安とは何ですか?
そういえば不安とは何故感じるのでしょうか?
本来、不安は人間にとって自然な感情であり、生命を維持する上で重要な危険回避方法の一つです。
まだ人間が狩猟生活をしていた際に食料を得る事が出来るかを不安視した事から保存食になる燻製を考えたり、備蓄を考えだしたりと、人類の発展に必要であり、重要な要素でもあります。
しかし、現代ではその不安も複雑化し、多種多様な不安が生まれ、個人によっては複雑に絡み合った不安も生まれてきました。
過度の不安は生活の質を低下させる可能性があります。不安が日常生活に支障をきたすほど強くなった場合は、専門家に相談することが推奨されます。
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大きな問題への対応
では不安に対処する方法を解りやすくご紹介します。
ただし、先程ご紹介した通り、近年の不安は複雑化している事が多くあります。
その為、最も多くの事に対応できる方法として、
【問題の細分化して考える】
という方法であり、この方法では、文字通り問題を細分化し、複雑に絡み合った問題を1つずつ解りやすくした状態にしてから対応する方法になります。
例えば、「業務が時間内に終われるか不安」という問題の場合は、
- 現在の方法をどう改善するか?
- 誰か手伝ってもらえるか?
- 依頼された業務は本当に時間内でやらなければいけないのか?
- 他の仕事を後回しに出来るか?
- 現状に無駄は無いか?
- 与えられた業務の認識は合っているか?
など多角的に見る事で、いろいろな方法が出てきますが、これらの出た内容に優先順位を付けて順番に解決していく事で、不安を減らす事が出来ます。
突発的なストレスへの対応
繊細さんには物事を多角的に捉える事が得意な人が多くいます。
ですが、その予想を超えて急に来る問題もあります。
例えば仕事をしている時に、メールが来て「○○の件の資料を今日中に欲しい」などと突発的に頼まれたとします。この時点であなたの今日1日のタスクが変更になってしまい、他のやるべき予定が崩れてしまいます。でも時間が無い…
この状態は本当に困りますよね。
繊細さんの場合、急な変更には大きなストレスが掛かってしまうので、そのまま対応に入ると焦ってミスを犯す事があります。そして、そのミスにより新たなストレスを感じてしまう事にならないように、する方法が、
【呼吸法を使い一度落ち着く】
という方法になります。
呼吸法のメリットとしては、頭の中をリセットするポイントを作る事で心と血圧を落ち着かせ、対応する準備が出来るといったメリットがあります。腹式呼吸を意識して、息を吸って、ゆっくり吐き出すことで副交感神経が働き、不安が和らぎます。
そして、準備するものは何もない。といったコスト面でもポイントですね。
おすすめの呼吸法は、4.7.8呼吸法になります。
やり方は簡単で、
- 4秒間かけて鼻から息を吸う
- 7秒間息を止める
- 8秒かけて口から息を吐く(この時に嫌な思いも吐き出す感覚で行う)
この内容で3回程行いましょう。すべて行っても約1分です。
1分間で落ち着いて作業に入れるのであれば、後のリスクを考えても安いものです
気持ちを紙に書き出す
今のあなたの今の気持ちを紙に書き出す事もおすすめです。
繊細さんの場合、一般の方より思考回数が多いのが特徴でもあります。
その思考回数が多い事で、頭の中が混乱してしまう事が多くあるので、一度思考を整理する事で、頭の中をスッキリさせることが出来ストレスを軽減できます。
やり方としては、とても簡単で、悩んでいる内容をタイトルにして、その下には自由に出来事や感情を書いてみましょう。
書く事で思考の整理も出来ますし、新しい発見も出来ます。
ポイントは、その書き出した内容に対して
【自分ならどうアドバイスするか?】
と考える事で、問題を客観視出来、落ち着いて解決策を考えることが出来ます。
私の場合は、赤羽雄二さんの書籍【0秒思考】をベースにしているので、A4の紙に書いていますが、重要なのはあなたがやりやすい方法である事です。
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著者:赤羽雄二
マッキンゼーで14年間活躍した著者の独自メソッド――それは、「メモ書き」によって思考と感情の言語化をトレーニングすることで、
どんな人でも確実に頭がよくなり、心も鍛えられるというもの。
信頼できる人と話す
これはとてつもない効果が得られる方法です。
人は自分ですべてを抱えてしまうと、どうしても閉鎖的空間になってしまい、自分の中の情報でしか解決できなくなってしまい、ストレスから抜け出し事が難しくなってしまいます。 それを解決する方法が、
【信頼できる人と話す事】
あなたの身近に信頼できる仲間は居ますか? もし居るなら、それはあなたにとってとてつもない財産です。友人や家族など、安心して悩みを打ち明けることが出来る相手がいるという事は、その人にまず伝えるという事から始まります。
悩みを伝える為には、悩みをまとめるといった作業が必要ですが、その際に自然と悩みの整理が出来ますし、信頼できる相手なら、ある程度のまとまった内容でも理解してくれます。
更に、人と話す事で幸せホルモンであるオキシトシンが分泌されます。オキシトシンには、ストレスを軽減する効果があり、心の安定や身体の健康にも繋がり、全体的な幸福感や健康感を高め、日常的なストレスの克服に役立ちます。
ちょっと贅沢な時間を作る
繊細さんの1日はとても頭の中が忙しい状態になります。
思考を繰り返しながら、周囲の環境を気にしつつ、人間関係に配慮して…と、書いているだけでも疲れてしまいます。しかも、それらを仕事と家事とその他など、多くの状況で行っていかなければなりません。 そこでお勧めしたいのが、
【ちょっとだけ贅沢な時間を作る事】
この方法は、あなたにとってのご褒美タイムになります。仕事から帰ったタイミングや家事の切りが付いたタイミングなどで、あなたにとってのご褒美タイムを作る事でアドレナリンを抑えつつ、気持ちの切り替えを行います。
私の場合は、食後に好きなコーヒーを淹れ、わざとベランダで椅子に座って飲む時間は最高のご褒美タイムとなっています。
他にも、寝室を最高の贅沢スペースにしてしまえば、あなたが寝ている間はずーと贅沢タイムになりますよ。
まとめ
今回ご紹介したのは、不安との向き合い方として、不安の本質と、そんな不安を解消するお勧めの方法です。
私自身も、大きな怪我や人間関係に本当に悩まされながら生きていますが、今回ご紹介した内容を実践し、心が軽くなり助けられてきた経験があります。
あなたも少し心が疲れたと感じたら、気になるものから始めていただき、少しでも心が楽になっていただけたらと思います。
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