日本人の主食であるお米の価格高騰を受けて、近年では、価格を抑えるために古米(1年前)の備蓄米の放出が始まていますね。
さらに近年では古米2年前の古米の放出も始まっていますが、価格が抑えられるのは嬉しいですが、どうしても味まで落ちてしまうのが残念な所です。
我が家には、なぜか白米にうるさい子供がいますので、何とか古米を美味しく食べる方法を徹底的に調べ、先日炊飯器を買い替える事になりました。
せっかくなので、研究を重ねた結果である、価格を抑えて美味しく古米をたべる方法をこちらでご紹介したいと思います。
我が家の繊細さん

最近のコメの高騰を受けて、少しでも安いお米を探して行く先々でお米の価格を見ています。そして最近ではブレンド米でもかなりの価格高騰を受けています。
そんな我が家には、私を含めた繊細さんがもう1人…
こちらの繊細さんは、環境変化に敏感で、よく私の心を読んだかのような発言をし、家庭を驚かせています。
しかし困った事に、私と違って味覚まで敏感な為、お米の品種が変わるだけで文句を言われてしまいます。
HSPは味覚も繊細なの?
HSPの特徴として、五感に敏感であることが知られています。これは味覚にも影響し、わずかな苦味やパサつきにも気づきやすくなることがあります。
HSPという概念を提唱したエレイン・N・アーロン博士は、HSPの特性として「感覚処理感受性」を挙げている事から、繊細さは味覚や触感といった感覚神経にも敏感である事がわかります。
そんな事よりも、僕は美味しいお米をいっぱい食べたいんだ!
古米を美味しく食べるポイント
古米は長い時間備蓄されていた事により、水分が抜けて硬くなりがちですが、いくつかの工夫やアレンジで新米に負けない美味しさを引き出せます。
炊き方のコツ

- 水を多めに
古米は乾燥しているため、通常よりも水をやや多め(大さじ1~2杯程度)にして炊くとふっくら仕上がります。 - 浸水時間を長めに
夏は30分、冬は1~2時間ほどしっかり浸水させることで芯まで水分が行き渡り、柔らかく炊き上がります。 - 調味料をプラス
炊くときに日本酒やみりんなどを加えると、古米特有の臭みを抑え、風味や艶がアップします。米1合につき大さじ1程度が目安です。
(私は料理酒で試してみましたが、味も艶も問題なし!) - 冷水や氷を使う
炊飯時に冷水や氷を入れると、ゆっくり加熱されてふっくら炊き上がります。
(水は氷ると体積が大きくなるので、少しだけ多めに入れるのがPOINTです)
時間があれば、全て行う事ができるので、気になる方は試してみてね。
平日に時間が無い方はこちら
我が家での問題は、平日に1時間の浸透時間が取れない事です。
小さな怪獣は優雅単位なると「腹減った~」と叫びますし、共働きの為、帰ってから浸水時間を待ってくれるほど優しくありません。
そこで考えたのが、新米と古米の値段の差額を考えて、長期で見れば元が取れる!と考えました。
古米を美味しく炊ける炊飯器
ある日偶然立ち寄ったモール内の家電量販店で、『古米を美味しく炊ける』といった言葉を見つけ、「これだ!」と思い調べてみました。
最近の炊飯器には、古米をふっくら炊き上げるモードや、匂いや食感を調整する機能がついているモデルが増えており、こうした炊飯器を使えば、古米でも炊きたての新米ような味わいに近づけることを知りました。
炊飯器比較
ここからは、炊飯器を比較した際に、気になったワードをまとめてみました。
象印 極め炊き NW-JZ10-BA
- 圧力IH方式で、お米一粒一粒にしっかり熱を伝え、古米でもふっくら・もちもちに炊き上げます。
- 「わが家炊き」機能で、好みの食感(かため・やわらかめなど)を細かく設定可能。古米特有のパサつきや硬さも調整しやすいです。
- 121通りの炊き分け機能があり、白米だけでなく玄米や雑穀米にも対応。
- 「冷凍ごはん」モードや「おかゆ」モードも搭載し、用途に合わせて最適な仕上がりを選べます。
- 釜は「鉄―くろがね仕込み―豪炎かまど釜」を採用し、熱伝導性・蓄熱性に優れています。
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【ユーザー評価】
- 「炊き上がりが非常に美味しい」「自分好みの食感で炊ける」「お手入れが楽」「部品が少なく洗いやすい」といった高評価が多いです。
- 操作性もシンプルで、初期設定のままでも十分美味しく炊けるとの声もあります。
Panasonic おどり炊き SR-W10A
- パナソニック独自の「おどり炊き」技術で、お米を激しく対流させ、ムラなくふっくら炊き上げます。
- 圧力IH方式で、古米でも芯までしっかり加熱し、もっちり食感を実現。
- 「銀シャリ」モードや「炊き分け」機能で、好みに合わせた食感調整が可能。
- 内釜は高い蓄熱性を持ち、保温性能も良好。
- お手入れしやすい設計で、日常使いに便利。
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【ユーザー評価】
- 「ごはんの粒が立っている」「もちもちに炊き上がる」「お米の甘みがしっかり感じられる」など、炊き上がりの評価が高いです。
- 「お手入れが簡単」「操作しやすい」「保温も美味しい」といった使い勝手の良さも好評。
- サイズや手入れのしやすさはやや平均的ですが、炊き上がりの満足度は非常に高いです。
東芝 真空圧力IH炊飯器 RC-10VXV
- 東芝独自の「真空圧力IH」方式で、炊飯前にお米の芯まで水を浸透させ、古米でもふっくら甘みのあるご飯に。
- 「炊き分け」機能で、食感や硬さを細かく調整可能。
- 内釜は厚釜設計で、熱ムラを抑えた均一な加熱が可能。
- 保温性能も高く、時間が経っても美味しさをキープ。
- 多彩な炊飯メニューで、白米・玄米・雑穀米・おかゆなど幅広く対応。
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【ユーザー評価】
- 「粒立ちが良く、ふっくらしたご飯が炊ける」「古米でも美味しい」「保温してもご飯がパサつかない」といった高評価が多いです。
- 「お手入れが簡単」「多彩な炊き分けで好みのご飯にできる」との声もあり、日常使いに便利な点も好評です。
炊飯器にも個性がある時代ですね。
我が家が決めた炊飯器
本当に悩みました。
「我が家炊き」も惹かれましたし、「圧力IH方式」も心が引かれましたし、「真空圧力IH」での古米に水分を浸透させる機能にもかなり興味が湧きましたが、さすがに炊き比べができないので、いろいろな角度から考えた結果・・・
『Panasonic おどり炊き SR-W10A』
となりました。
決め手は、古米でも芯までしっかり加熱し、もっちり炊き上げる事や、口コミの「保温も美味しい」といったワードですね。
実際に使ってみて感じたのは、「もちもち」食感のご飯が本当に美味しいということです。炊き上げ方を選べるので、私の好みに合わせて少し固めの食感を調整できるのが便利でした。
特に「もちもち」モードは、炊きたてのご飯が甘みと弾力をしっかり感じられて、ブレンド米でも驚くほど美味しく仕上がりました。
まとめ:ご飯は美味しくなったのか?
古米は「水分を補う」「風味を加える」ことで、十分に美味しく食べられますが、さらに炊飯器という技術力を加える事で、より一層ご飯がおいしくなりました。
なにより、我が家の怪獣が、喜んで食べてくれましたし、その姿を見るだけでもご飯が美味しく感じました。
日本人はやっぱりお米が大事ですね。
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