繊細さんを知っていますか?

繊細さん(HSP)の能力を知っていますか?

あなたは繊細さん(HSP)という気質を持った特別な存在の事を知っていますか?

繊細さんとは、正常な特性であり、この特性を持った人々は人口の約15~20%も存在しています。

※気質による人口割合については、現在も研究が進んでいます。

その特性は生まれ持った特性であり、実際に生物学者たちは、この特性が100以上の種に存在することを発見していました(おそらくはもっとたくさん存在しています)。

そして、HSP気質の脳は一般的な方の脳とは少し違った働きをしています。

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こちらでは、繊細さんの優れた能力の説明やストレス対策などを解りやすくまとめてみました。もしかしたら繊細さんかもと思ったらHSPの画像をClickしてね。


繊細さんってなあに?


繊細さんという言葉を初めて聞いた方の為に、まずは繊細さんについてご説明いたします。

繊細さんとは、感受性が高く、周囲の刺激に敏感な人のことを指します。HSP(Highly Sensitive Person)とも呼ばれ、視覚や聴覚などの感覚が鋭敏で、些細な変化にも気づきやすい特徴があります。


繊細さんの特徴


特徴として、繊細さんには4つの特徴があり、繊細さんと言われる方の全体に見られる特徴となっています。

その特徴をまとめて、DOES(ダズ)と呼ばれています。

  • D – Depth of Processing (深い思考)
  • O – Overstimulation (刺激への敏感さ)
  • E – Emotional response and empathy (共感力)
  • S – Sensitivity to Subtleties (感覚の鋭さ)

繊細さんの4気質


先程ご紹介した特徴に関しては、繊細さん全体に見られる特徴となりますが、繊細さんには、4つの気質が存在し、この気質によりそれぞれが大きく違った気質に分かれています。

それでは、その特徴的な気質をご紹介いたします。

  • HSP気質
  • HSS型HSP気質
  • HSE気質
  • HSS型HSE気質

そして、この4つの気質には下の図のような特徴があります。

これらの特徴は、実際に繊細さんセミナーに参加された方と接した時に、外見的には分かりませんが、少しお話しさせていただくと、それぞれの違いがちょっとずつ出てきます。

ただし、それぞれの気質は血液型のようにはっきりとは分かれておらず、実際にセミナーに御参加いただいた方との共通認識では、診断結果に対して完全に一致していないという方も見えました。そこで、感覚としてお伝えするなら、

HSS型HSP度70%+HSP度30%

HSS型HSE度80%+HSS型HSP度20%

などといったような感覚になると思います。

あなた自身がどの繊細さんか知りたい方は、こちらの繊細さんセルフチェックを試してみてくださいね。

あなたの繊細さんの気質が解ります。


繊細さんと思われにくい繊細さん


上記の診断テストを行うと、「あの人が繊細さんだとは思わなかった。」といった内容をよく聞きます。

その方々の事を【かくれ繊細さん】と言われており、該当しやすい気質の方は、外交的なHSS気質の方が該当します。

特徴としては、外交的であり他者との交流を好んで行う為、繊細さんといった感じには見られず、どちらかと言えば積極的な方に見られることが多くあります。

ですが実際には、「周囲の環境に敏感に反応して警戒をしている方」や、「会話の空白が怖くてよく話している」といった方が多く存在しています。

そして、会話をしている間も相手の反応を敏感に感じ取る事で、相手の感情を考えながら発言をしています。

感受性を活かした能力


繊細さんとしての代表的な能力ですが、感受性が高いという事は、外部からの刺激を敏感に感じ取る能力が高いといった特性があり、この能力は認知的感受性(感覚的な印象の受け取り)と情動的感受性(感情の受け入れ)に分類されます。

その中でも、認知的感受性は多くの利益をもたらす能力であり、繊細さんにとって最も代表的な能力となります。


共感力を生かした能力


感受性の高い繊細さんは、その能力を活かし相手の感情に共感する事で、仲間を増やしていくことが出来ます。それは、先程触れた情動的感受性(感情の受け入れ)といった能力になり、相手の表情や言動から、想像力を駆使して相手の感情に同調する事が出来ます。

ただし、共感し過ぎてしまい、相手の感情に引っ張られた判断にならないように注意が必要です。


環境変化の敏感さを活かした能力


繊細さんの中でも有名なのが、環境から来る影響を受けやすいという特徴です。
特に視覚・聴覚・嗅覚に敏感であり、弱点でもあります。

ですが、その弱点を能力に置き換える事もできます。例えば、視覚であれば小さな変化にも気付くことが出来たり、聴覚の場合は、自然の音を聞く事で一般的な人より癒し効果が高くなるといった影響があります。

また、五感の中で唯一脳に直接影響を与えることが出来るのが嗅覚であり、香りの効果は鼻から入ると大脳辺縁系に直接伝わる事で、即効性のある癒しを感じることが出来ます。


創造性を活かした能力


繊細さんの特徴でもあり、思考回数の多さからも発揮されることがある能力がこの創造性となります。

創造性とは、デザインやアートなどの能力でもあり、そこに感受性が合わさる事で芸術的な作品を鑑賞する事で、一般的な方より多くの刺激を受けることが出来る特権や、思考の深さかを掛け合わせる事で、新しいアイデアを生み出す事もある能力にもなります。

この創造性を活かす事で、未来的な予測を行うことが出来たり、危険察知などにも応用することが出来ます。

また、妄想に入る事で自分だけのオリジナル空間を頭の中に創る事もあります。


直感力と言う能力とその正体


繊細さんは急に大きな変更が起こってしまうと、本当に焦ってしまい、頭の中がパニックになる人も存在します。

ですが、ある程度想定できる変更に関しては、簡単に対応出来るのも繊細さんです。一見矛盾しているように見えますが、その真相は日頃からの思考回数の多さにあります。

日頃から常に思考を重ねる傾向があり、ある程度の事は想定している事が多く、もしもに備えた思考を持っているのが繊細さんです。

その為、想定できる範囲であれば対応が可能なのですが、大きく想定から外れる場合はパニックになる事があります。

直観力としては、思考回数と想像力に比例する為、個人や対応している内容の熟練でにより差が出てきますが、熟練度が高くなれば、対応できる範囲も大きくなり、瞬時に対応できる幅も大きくなります。


まとめ


今回は、繊細さん(HSP)の基本的な説明と、その能力の活かし方についてご紹介しました。

最も重要な事は、【繊細さんは精神疾患ではなく、一部の能力が非常に高い人である】という事です。

その能力は、発揮できる環境に行けばとても素晴らしい結果を残す事もできますし、企業にとっても重要な存在となります。

あなたの能力は一般的な方より進化した能力ですので、胸を張って自慢できる能力なのです。その為にもまずは、あなたの生活環境の見直しを行い、十分に発揮できる環境を整えましょう。


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