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企業紹介文で分かる! 避けるべき企業の文章

企業紹介文で分かる! 避けるべき企業の文章

転職活動で、多くの方が最初に注目する事と言えば「給料」や「仕事内容」ですが、実は「企業紹介文」にこそ注目すべきであり、そこに企業の見分け方が隠れているのです。

求人情報には企業の魅力が書き込まれていますが、よく見るとその中にはブラック体質を見抜けるポイントが隠されているのです。

今回は毎日50件以上の企業紹介文を観察している私が、企業紹介文から読み解く、避けるべき企業の怪しい表現をご紹介したいと思います。

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企業紹介文の罠


現在の日本では人口減少が始まっており、2025年は多くの「団塊の世代」が後期高齢者となり定年退職を向かる年となります。

その為労働者人口が一気に減少傾向に入り、多くの企業で労働者不足といった問題が起き始めます。

出典:生涯現役社会の実現に向けた雇用・就業環境の整備に関する検討会 報告書

この問題は、日本全体で起こりますので、多くの企業が人員確保を迫られます。その為、ブラック企業ブラック程離職者数が多くなり、求人活動が活発になります。


✅ 「アットホームな職場です」


この言葉はブラック企業に多いとされる有名な文章になります。

一見すると仲がいいと感じてしまいますが、裏を返せば仕事中もアフターも、常に連絡が入る環境であり、上下関係も曖昧で私生活にも踏み込んでくる職場が多くあります。

特にブラック企業の代名詞とも言われている文章ですが、未だに使用している企業に関しては、変化に対応出来ていない可能性が高く、経営者層が新たな事を学ぶ事を拒否している可能性があります。

「友達だろ~」と言って、
無理な業務を押し付ける企業もあります。

✅ 「やる気次第で高収入!」


この言葉もよく目にすると思いますが、やる気次第という言葉の裏には、基本給が安くなっており、成果が出ない場合は生活が困窮するといった可能性もありますし、その成果の評価制度が曖昧な場合は要注意です。

また、成果次第という事もあり、毎月が生活の為にノルマをこなすような日々になる為、HSP気質の人にはお勧めできません。

✅ 「若手が活躍中!」


20代や30代が中心となって、仲良く仕事をしているといった印象にも取れますが、実は40代以上がほとんど退職しているといった離職率が高い企業の可能性もあます。

また、この企業の特徴として、給料が上がりにくく家族を持った場合生活ができなくなるといった可能性や、騙しやすい若手を狙っている場合もあります。

私が入社した企業では、教育が一切なく企業の方向性すらありませんでした。

✅ 「成長できる環境です」


将来的な目標を持ち行動している人にはとても魅力的に移りますが、具体的な研修制度や教育体制が書かれていない場合、「PRできる事が無く、とりあえず書いただけ」といった可能性もあります。

特に注意すべきは、どのような事が成長に繋がるのかが分からない場合、あなた自身の人生の目標から遠ざかってしまう可能性があります。

多忙で精神的に追い詰められることに耐える精神成長だったりしてね~

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✅ 「未経験歓迎!学歴不問!」


「私には取柄が無い…」と悩んでいる人には効果的なワードではありますが、この言葉の裏には「誰でもいいから人手が欲しい」と考えるブラック企業である可能性もあります。

  • なぜ未経験でもいいのか?
  • 入社後の教育体制は整っているのか?
  • 離職率は高くないか?

これらの注意点をしっかり見極める事がPOINTになってきます。

また、どんな人でも能力は必ずあります。自分の活かせる能力を見つけたいと思う人は、こちらをおすすめします👇


✅ 注意が必用な用語集

初めて転職を行う人にとって、求人情報に出てくる言葉には勘違いしやすい用語が多くあります。

その中でも条件面に関しては、間違って認識してしまうと、「こんなつもりではなかった…」と入社してから後悔する言葉も多くありますよ。


🎌週休2日と完全週休2日
・週休2日:月1回以上「週2日休み」。毎週2日休みではない。
・完全週休2日制:毎週必ず2日は休みがある。

🎌土日休みと完全土日休み
土日休み:企業は休日扱いをしているが、出勤の可能性あり。
完全土日休み:土日は必ず仕事が入らないようになっている。

※中には完全土日休みと書いてあるが、出勤を要請してくる企業も増えています。
対策としては、内定してからのオファー面談でしっかりと聞いてみましょう。

🎌4週8休制度
イメージとしては1週間に2日休めると思いがちだが、実際は毎週2日休めるとは限らず、最初の週で3日休んで次の週は休めない場合もある。


💴固定給+歩合給とフルコミッション制
固定給+歩合給:固定給があるが売上の何%かが給料として支払われる。
(ただし、基本給がかなり安くなっている事が多い)
フルコミッション制:成果報酬のみで売れれは給料は上がるが安定はしない。

💴決算賞与あり
決算賞与は企業が利益が出た時に支払われるが、払うかどうかは企業次第であり、金額も企業次第です。

🕔みなし残業や固定残業
給料に最初から残業代として一定時間分が含まれている。
本来は、時間内に業務を終わらせれば社員の利益とする事で、業務の効率化や集中力・やる気の向上を狙ったシステムです。

☢多くのブラック企業では、月給を良く見せる為に乗せていたり、ボーナス額は基本給ベースになる為削減ができる事や、規定時間を超えた場合は支払わないといった企業もあります。

対処法としては、固定残業時間が45時間以上ある企業は避けるか、超過分が支払われるかを確認しましょう。


✅ 怪しい表現を見抜く3つのコツ


基本的な事ですが、あなたが履歴書を書く際に、悪い事を書かないのと同じように、企業も人員確保の為には良い事しか書きません。

そして、相手がブラック企業の場合はその騙し方に慣れているので、しっかり見抜く事が重要となります。

そこで注目すべきポイントは以下の内容になります。

  1. ポジティブな言葉こそ注意して裏の意味を考える
  2. 制度や数字での裏付けがない表現は信頼性が低い
  3. 口コミサイト(OpenWork・転職会議)で実際の声を確認する

私自身が転職の際に行ったおすすめの方法になりますが、ブラック企業に入社して心や体を壊したり、人生の時間を無駄にしない為にも、調べるといった短い時間で、長期的に有意義な時間を手に入れましょう。

📌 就職四季報(会社の離職率や平均年収が載っています)

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客観的な数字で企業を見極めたい人に最適です。

✅ まとめ:紹介文の違和感は直感的にスルーしないこと


企業紹介文は、企業の“本音”がにじみ出る部分です。
魅力的な言葉でも、実態を隠すために使われているケースもあります。

「この表現、なんだか胡散臭いな」と思ったら、その感覚を無視しないことが大切。
ブラック企業に入らないためには、求人の“行間を読む力”が武器になります。


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